前回の「小学校低学年から中学年向けの虫歯にならない歯磨きのポイント!」自分自身やお子様の歯の形状をしっかりと把握理解して歯ブラシのどの部分を使って自分の歯をどのように磨いていくときれいに磨けるかをご紹介しました。
今回は小学校中学年以上のお子様ができる歯磨き方法の工夫についてをご紹介します。
小学校中学年以上のお子様ができる歯磨き方法の工夫について
小学校中学年からのお子様は歯の生え変わりの時期であり、歯の本数や歯の形が人によってそれぞれ異なります。まずは自分の歯と他の友達の歯とは生え方が違ったり、本数の違いがあったりと自分の歯は人とは違うものでありそれも個性であることを教えてあげましょう。
歯はこんなにも大切ななんだ!と理解する
- うまく話せなくなる
- うまく食べられなくなる
- 見た目が大きく変わってしまう
歯が抜けるとこのような状態になることをしっかりと理解させるようにしましょう。
自分に合った自分だけの歯磨き方法を見つけよう
歯の生え方や本数は個人によって違います。こうすればほとんどのキレイに磨けるという法則は人によって違いますので、お子様に自分の歯の特徴を理解させ、自分に合った自分だけの歯磨き方法を覚えさせましょう。
歯磨き後に染め出し液を利用することで磨けていない部分を確認しその場所をどのように磨けばきれいになるかをお子様に教えてあげるようにしてください。(染め出し液はドラックストアで購入できます)
また染め出し液がない場合は大人から見て磨き残しが出やすそうなところを判断してお子様にその場所をどのように磨けばきれいになるかをアドバイスしてあげ練習させるようにしましょう。
高学年になってくると前歯の歯と歯の間が互いに接近するため、この部分に物が挟まりやすく取りにくくなり虫歯が発生しやすくなります。このような挟まるよう場所は歯ブラシでは取り除くことが難しいのでデンタルフロスなどを使用するようにしましょう。
しかし、使い方をしっかりと教えてあげないと歯肉を傷つける可能性もありますので、慣れるまでは親御様同伴で練習するようにしましょう。
小学校中学年以上のお子様ができる歯磨き方法の工夫のまとめ
小学校中学年からは人それぞれ違うものという認識が生まれる時期でもあります。そこにあわせて歯や口腔環境もそれぞれ違い個性があるということを理解させることで自分だけの歯磨き、自分に合った歯磨き方法を習得できるようにしましょう。
また、歯の働きが日常生活を送るうえで非常に重要であることを理解させ、歯を健康に保つために日常でできることを習慣つけるようにしましょう。
健康な歯を保つために日々気をつけること
- 食べたら磨く
- よく噛む
- 歯の形に合わせて上手に磨く
- バランスよく食事する
- 甘いものを食べすぎない
- おやつの時間を固定時間にする
- 早寝早起き朝ごはんを習慣つける