噛み合わせの矯正はどのような治療をするの? - 岡田歯科医院

健康通信

【噛み合せ・入れ歯】

噛み合わせの矯正はどのような治療をするの?

肩こりや頭痛の原因とも言われる歯ぎしりや食いしばり、口をあけると顎の関節がカクカクなる顎関節症などは主に噛み合わせの不調から起こると考えられます。今回はこのかみ合わせの治療についてのお話です。

噛み合わせの治療は保険適応なんです。

噛み合わせの治療というと保険適応でないと思っておられる患者様が少なくありません。実は噛み合わせの治療で一般的なスプリント療法は保険適応の治療です。

噛み合わせの治療スプリント療法とは

スプリント療法はマウスピースを使った噛み合わせ矯正で上あごか下あごのどちらかに装着し、あごの関節にかかる力の負担を少なくつつ、さらにその負担をそれぞれの葉に均等にかかるようにすることで矯正してきます。
また余談となりますが、昨今ではスポーツ選手なども競技中にマウスピースをつけている人が増えています。これはここぞというときの歯の食いしばりから大切な歯を守るためであり、さらに思いっきり歯を食いしばることにより力を発揮するために利用されています。

噛み合わせ矯正のマウスピースの使い方

マウスピースは自分の口腔環境に合ったものを歯科医院で作ります。基本的にはマウスピースは夜寝ているときに装着するようにしますが、噛み合わせの状況により日中や長時間の使用する場合は歯科医師の指示に従うようにしましょう。

噛み合わせ矯正のマウスピースの保管方法

噛み合わせ矯正治療のために作った自分だけの専用マウスピース。できれば長持ちさせたいものですよね。口の中に入れるものなのでいつも清潔にしておきたいところです。

ここで洗浄時の注意点です。

マウスピースは必ず水洗いをしてください。間違って高い温度のお湯で洗浄してしまうとせっかく自分専用に作ったマウスピースが変形してしまいかねません。

また使わないときもそのまま放置するのではなくお水につけて保存するようにしましょう。このように保管することで変形を最小におさえ長持ちさせることができます。

まとめ

食いしばりや歯ぎしり、顎関節症はマウスピースを約一ヶ月間就寝時につけるだけでかなり症状は改善されると考えられます。保険が適応されるために歯の矯正治療のように高額にはなりません。もしかしたらあなたの肩こりや頭痛は噛み合わせの悪さからきているかもしれません。もし気になる場合は是非お気軽に当院へご相談くださいね。

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