歯周病になる原因となる歯石ってなに?

公開日:  最終更新日:2015/12/12

1667005002前回は「歯周病はこのように進行しこんな症状になるという話」というお話をしましたが、今回はこの歯周病になる原因の一つである歯石についてお話します。

歯石ってよく聞くけどなんなの?

歯石という言葉はよく聞くので皆さん言葉自体は知っていると思います。そして、歯石はあまりよくないものというイメージも皆さん持っておられると思います。歯石は前回もお話した歯周ポケットという溝に溜まった歯垢(プラーク)に唾液に含まれるリン酸カルシウムなどが付着し石灰化して固くなったものを歯石といいます。

歯石が与える悪影響とは

よく歯石はむし歯の原因と思っておられる方がいますが、歯石自体がむし歯の原因ではありません。歯石は歯周病になる原因の一つであります。歯周ポケットに入ってしまった歯垢は2週間程度で石灰化がはじまり硬くなり歯石と変化します。

歯石になってしまうと普通のブラッシングでは取り除くことが出来ないためにどんどんと重なるように分厚くなってしまい歯周病などを引き起こす原因となり口腔内環境に悪影響を及ぼしていくのです。

石灰化して歯石となってしまったものはブラッシングでは除去することはできなくなります。ブラッシングで取れないからと放置しておくとどんどん分厚くなり歯肉の内側の深いところに向かい作られていきます。これらが歯肉を刺激することにより炎症を起こさせる原因となります。

歯石を防ぐには

歯石を防ぐには歯垢が歯石に変わる前に除去することが重要です。歯垢は水に溶けにくく粘着性があるためにうがいなどでは落ちにくく丁寧にブラッシングすることで取り除いていかなければいけません。

デンタルフロス(糸ようじ)や歯間ブラシを使ってブラッシングするのも歯垢を取り除くためには非常に有効です。歯石になりやすい部分は下の前歯の裏側と上の奥歯の頬側なので、その辺りを意識してブラッシングすると良いでしょう。

歯石になってしまったものを取り除くには

一度歯石になってしまったら歯科医院で専用の器具や超音波などを使い「歯石除去(スケーリング)」という歯石を除去をしなければいけません。しかし、これは歯石を早い段階で発見し治療した場合です。歯石がたまり歯周病の状態になってしまっている場合はまた別の器具を使っての治療が必要となってしまいます。

ですので早めに歯科医院での治療をおすすめいたします。

今回のまとめ

歯石は毎日のブラッシングにって予防することが出来ますが、どうしても磨き残しが出るものです。この磨き残しが歯石が作られる原因となるので気をつけたいところです。磨き残しや歯石の有無は歯科医院でないと発見できないことが多いので少なくても半年に一度は歯科医院でチェックしてもらうことを是非心がけてください。

たった半年に一度のチェックだけで歯石を防ぐことができ、口腔内環境を整えることが出来るのですから!

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